日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー2005を受賞されました、(株)インテグレックス代表取締役秋山をねさんの講演会レポートです。
100名を越す参加者にお集まりいただき大盛況でした。

第一部 『自分らしく輝く生き方』


 第一部は秋山さんの大学卒業から今日までのキャリアの経緯をお話いただきました。
 秋山さんは大学を卒業後、いくつもの外資系証券会社でキャリアを積んでいかれたわけですが、そんなに平坦な道ではありませんでした。しかし、秋山さんはその逆境に負けず、資格を取ったり、上司に企画書を上げたりして、決してあきらめずに働いていらしたということを知りました。

・自分が負けたと思ったときが「負け」。勝つまで続ければ「負けはない」。
・勝負する相手は他人ではなく、自分。
・常に頭は低く。おごらない。
・今できることをきっちりやる。

 そして、私は秋山さんの決断の早さも感じました。転職するとき、出産後復帰してアメリカに渡ったとき、どちらもリスクとチャンスをしっかり分析し、あとは前向きな気持ちで先に進んだのだと思いました。考えていてばかりではなく、行動した、ということです。

 トレーダー時代に「汚い(胸を張って言えない)お金の稼ぎ方」に疑問を感じていたとおっしゃられました。このとき秋山さんは認識されていたかわかりませんが、きっとこの頃から、もしかしたら大学のころから、秋山さんの価値観ははっきりしていたんじゃないかなと思います。

−社会貢献

 それが一つのキーワードとなり、秋山さんのキャリアは今につながっているのでしょう。

 自分を見つめること。自分の価値観を知ること。何が嫌で、何が心地いいのか。
 私も、それをちゃんと言えるようにしたいと思った第一部でした。

第2部 『次世代キャリアウーマン』のススメ

 第二部では、小島貴子さんを交えて、参加してくださったみなさんから事前に集めたアンケートの質問にお答えいただくトークセッションを行いました。
 質問事項はこのようなものでした。
(1) やりたいことがいくつもあり,何を本当にしたいのか,何が自分に合っているのか,何から始めるべきかわかりません。
 お二人にはそのような経験はありましたか。そんな状況のときは,どうされましたか。

(2) これから仕事を続けていく上で、いくつもの決断をしていかなくてはならないと思っています。
 お二人は今までどのように決断をしてきましたか。何か判断基準があったら教えてください。

(3) 自分の力ではどうにもならない壁にぶつかったという経験はありますか。
 そのときどのように壁に立ち向かったのかを教えてください。

(4) 仕事と家庭・プライベートとの両立をされてきた中で苦労されたのはどんなことですか。
 そのときどのように対処されましたか。

(5) 30歳のころ,10年後のご自身の姿を思い描いていましたか。
 思い描いていたとしたら,現在はそのようになれていますか。

セミナーレポート
 以上の質問に対して、秋山さん、小島先生からは人生の先輩として、重みのある感動的な言葉をいくつもいただきました。
これらの言葉は同じものであっても聞いている人の環境・状況によって受け取り方は様々だと思います。
 ぜひみなさんも機会があれば秋山さんと小島先生に実際に会って生の声(生の感動)を味わってみてください!


(よこじゅん)




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